【面接官と仲良くなれる!?】面接を楽しくするために心がけている2つのポイント
面接官の人、怖くないですか。
就活1年目、僕は面接が死ぬほど嫌いでした。
理由はたくさんあるのですが
・相手は年上でなんだか怖そう
・面接官が「絶対的正義」みたいな感覚がする
・終わった後、仲良くなれた感じがしない。楽しくない。
ここら辺がメインでした。
就活している方の中にも、面接が嫌いな人は多いのではないでしょうか?
嫌いな人も多い「面接」を会話が盛り上がり楽しいものにできたら、就活も少しは楽しくなるのではないか?
そんな仮説に基づいて、今回は面接嫌いだった僕が、面接を楽しいものに変えるために心がけている2つのポイントを紹介します。
【1】失敗エピソードを自分から話す
「自分から」これが非常に大事です。
なぜなら、面接官は就活生の自ら話す「成功したエピソード」ばかり聞いているからです。
自己紹介・自己PRに始まり、学生時代頑張った事・力を入れた事、志望理由。
時には失敗したエピソードの締めとして、むりやり成功体験を語る人も少なくないでしょう。
考えてみてください。
友達と会話している時、成功ばかり語る人ってうざくないですか。
「ウソだろこいつ」って思いますよね。
面接官も思ってます。
そんな中、自ら失敗したエピソードを伝えてきてくれる人は
「おっ、なんか違うな」「面白い」「話を聞き出したい」って思われるのは必然ですよね。
ただし、人間として致命的な欠点(盗む・寝坊・裏切る・忘れるetc)ではなく、
チャレンジした結果であったり、前向きな行動の上のかわいげのあるやつがいいと思います。
【2】相手の同調を求める。
面接官の同調のあいづちを誘います。
面接官:あなたの頑張ったことは何ですか?
〈典型な返答〉
~です。
リーダーとしてこのように頑張りました。
こんな苦労をしました。
その結果、このような成績を出しました。
〈問いかけを入れた回答 〉
~です。
リーダーとしてこのように頑張りました。
※「チームを率いると、どうしても反発する人っていますよね?」
そのためにこんな苦労をしました。
その結果、このような成績を出しました。
就職活動をしている学生は質問されたとき、「~しました」と締めくくり、
ついつい一方的に説明してしまいます。
面接官は本の読み聞かせを聞いているのと、同じ感覚です。
そんな時に
「~ことってあるじゃないですか?」
「~ってほとんどないですよね?」
面接官も、自分のことを振り返り、そのようなことがあったか頭を巡らせます。
正直、「面接官が当てはまっているか」なんてのは、どっちでもよいのです。
面接官に、自分事にさせる。 考えさせる。 意見を持たせる。 これが重要です。
つまり、面接官を話を一方的に聞いている「傍聴者」から
同調や共感をする「会話の参加者」に引き上げます。
相手との共通点をこちらから提示する姿勢を見せることで、面接官は親近感を持ち、会話も盛り上がりやすくなるでしょう。
面接官もただの「人」
ここまでテクニカルなことをお伝えしましたが、一番変えるべきは面接への認識だと思います。
つまり、「人間vs人間」であると認識するのです。
就職活動を続けていると、面接官や企業の人が神や裁判官のように思えてくる瞬間があります。
合格や内定のハンコを押してもらうために、奉仕している感覚です。
しかしながら、これは間違った認識なのです。
僕たち就活生は「学生」という肩書を持つ人間であり、
面接官も「社会人」「採用担当」という肩書・役割を持つ人間である。
ただそれだけです。
こちらも人
あちらも人
対等です。
面接官も、家に帰ればテレビを見て、スマホをいじってグダグダ過ごしてます。
私生活では恋の悩みを抱えていたり、ダイエットのための本を買ったりしてます。
そんな大したことない人間であったりするのです。
決して完璧超人ばかりではありません。
面接を「裁判官vs被告人」のように堅いものでなく、
「人間vs人間」のコミュニケーションであることを頭に入れると、
気軽に話せて、良い結果にもつながると思います。
それでは。
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