他人から見た自分、受けてる業界間違えがち。
昨日、説明会である女の子に会いました。
待ち時間に就活についてお話しました。
柔らかい雰囲気な人であったので、文房具メーカーとか金融の事務職とか受けているのかな~とか、教育業界と合いそうだな。とか勝手に思い込んでいました。
しかし、実際に聞いてみるとIT業界のSEを目指している事でした。
正直意外でした。その子がどのような理由で受けているのかまでは聞かなかったのですが、目指していたが上手くいかず、現在悩んでいて他の業界も探し始めたとのことでした。
そんな話を聞いて家に帰り、去年のことを思い出しました。
僕自身、去年は特に興味もない業界(BtoBの素材系)をひたすらに受けていました。
理由は、安定していて休みももらえそう。営業しても楽しそう。そんな理由でした。
正直したいことが明確にあったわけでもなく、出会った中で人の雰囲気とかがいいなみたいなこともありました。
業界研究もしていたので、他社との違いや業界の将来についてきかれたら話せたこともあり、2次面接、最終面接と相性がいい会社の場合、進むこともできました。
しかし、いつも「この会社で何がしたいの?」という質問に回答することができませんでした。
結論、したいことなどなかったのです。
妄想することもできませんでした。「どう歩んだら、理想通りのキャリアなのか?」すらも思いつきませんでした。
去年の就活が終わりかけの頃、友人に目指している業界を打ち明けました。
「あ~ポイね」という人もいましたが、逆に「あってなさそう。」という人も多かったです。
この時に、僕はこの業界に自分があっていないことに初めて気付きました。
僕の中では10人中9人は「あ~合ってそう」とか言われるレベルで、マッチしていると思いました。
だからこそ、「妄想してワクワクもしないけど受けてみるか。仕事ってそんなもんだろ。」ぐらいのモチベーションで何社も受けていました。
だけど、周りの人から見るとそうでもない。「まーあっているかもね」ぐらいの反応だったわけです。「何が楽しいの?」と聞かれて答えることもできなかった。
それ以来、その業界を受けるのはぱたりと辞めました。
就職活動を業界だけで絞るべきではないと思いますが、1つの大きな軸ですよね。
今、6月だからこそ、自分が目指している業界が、自分と合っているのか確認してもよいのではないでしょうか。
友人に聞くとか、親に聞くとか、偶然会った人に印象を聞いてみるとか。
あったそうだね。と言われることが多ければ自信にもなりますし、ちがければ方向転換して違う業界を見るきっかけにもなるかもしれません。
幸い、現在は売り手市場であるのでこれからも採用市場は開いています。
方向転換して、自分に合っている業界を目指したらすんなりいったりするかもしれません。
僕はすんなりいっていませんが(笑)
もしくは、説明会で業界の話を聞くのが楽しくなったり、調べるのもワクワクしたりとプラスの効果もあると思います。
「他人には合っていないと言われた。それでも、自分はここに行きたいんだ」という強い意志があるのであれば、その事実を面接をぶつけてみるのも1つのアピールかなと思います。
そこには、それを選ぶ強い理由や動機、したい事が埋まっている事でしょう。
そんな人を欲しい企業は絶対あると思います。
苦しい時こそ周りの人に自分について聞いてみると新たな発見に出会えるので、からに閉じ困らず悩みを相談していきましょう。
恥ずかしいし、怖いですけどきっと優しい言葉や励ましの言葉がもらえるはずです。
それでは。