してみたブログ

してみたブログ

【毎日更新】人生2回目の就職活動を謳歌している私が「してみたこと」「感じた事」「伝えたい事」を独自の視点で、勝手に、わがままに語っていきます。

憧れの会社に入ることってできるの?それって幸せ?考えてみた。

「憧れた会社、選考落ちるの序盤」現象

就活をしていると、「この会社絶対成功するな」「働いて楽しいだろうな」と直感的に感じることがあります。
もちろん入りたいと憧れるのですが、大抵序盤の選考で落ちてしまいます。
一方で、「この会社何してるんだろう?」「ここ改善したらよくない?」と感じる会社もあります。
そんな会社は選考がぐいぐい進み、最終面接に行ったりもします。
 
この現象が、ずっと謎でした。
 
ある時、気づいてしまいました。
会社への憧れと働きたい気持ちは別物なのでは|д゚)
 

憧れって何?

人間として、成功する確率が高そうな会社に入りたいなと思いませんか?
例えば、GoogleとかAmazonってこれからも成長しそうですし、「Do you join?」って聞かれたら0.01秒で「YES,I do.」って、僕なら答えます。
実際にはこんなこと新卒に対しては起きないのですが、憧れの会社に入ったことを想像してみました。

憧れのあの会社には入れたら(^_-)-☆

○憧れの人達と働ける喜びで、満たされる。

憧れの会社に入れたのです。毎日を幸せな気持ちで、働けるでしょう。
言い方を変えれば、入れたことに満足してハングリーさは失われそうです。
 
○憧れの会社に欠点など見つからない。
全部が長所に思えてしまう。
服装、髪型、持ち物、イス、パソコン、トイレ全てが優れているように感じるでしょう。
もちろん会社の理念、制度、経営陣に不満など抱かないのではないでしょうか。だって、全てに惹かれて入社したのだから。
一方、通常であれば指摘できるような改善点もスルーしてしまうでしょう。
そんなところもキュートであると。
 
○憧れはいつまで続く?
憧れの人と共に、憧れの環境で働けている。このモチベーションは非常に高いでしょう。しかし、会社に行くのは週5日。それだけ通えば、少しずつ慣れ親しんだ場所になっていきます。
恋愛で例えるなら、憧れ(片思い)って何年続きますか?毎日のように会う人です。その人とずっと話していることができます。
僕の場合、長くても1〜2年が限度ですね。
逆に週1回1時間だけ話す機会がある方が、憧れって長続きする気がします。
会社は毎日9時間です。
 
○憧れがなくなった人って何するの?
憧れては入れた会社。初々しい時期も終わり、会社にも慣れてきました。
あなたは何しますか。
ただ一緒にいれば楽しい時期はいつか終わります。不満も出てきます。
あんなに楽しく感じたテレマーケティングや接客も嫌いになってきました。
しかし、会社を変えようとは思わないのでは?だって、憧れて入ったのですから。  会社自体は憧れていたものから大きく変わっていないのに、何を変えるのでしょうか。
 

憧れの会社は、適社なのか?

「適社=あなたが働くのに適している会社」と定義すると
憧れの会社に入れたとして、はたして適社なのでしょうか。
もちろん、自分が納得する内定先を獲得するのが一番です。
ですが、納得と憧れってだいぶ違いますよね。
 
入ってみたい。
こんなオフィスで働いてみたい。
この会社のビックウェーブに乗りたい。
 
このような動機だけで入社を決めるのは、危険かなと思います。だからこそ企業は「この会社でしたい事なんですか?」なんていう答えようのない質問をしてくるのかなと思います。3年後、5年後のプランについても聞いてくるのも同じでしょう。
 
私自身は「入ることに憧れているなー」と感じた時は「入って何したいのか?」「改善点なんだろう。」そんな事を考えてみます。
思いつかない時は、会社の現状に満足して志望してしまっているんだなと自覚します。
 
もちろん、憧れの環境に飛び込んで力を発揮される方も沢山いらっしゃ居ます。
しかし、活躍される方は「入ってみたい」だけにとどまらない、強い気持ちも持っているのだと思います。
 
ごちゃごちゃ言いましたが、とにかく入社はスタート地点に過ぎません。
例えば、結婚式みたいなものです。憧れの人と結婚しても、そこから先の結婚生活が上手くいくかは2人の相性と努力次第かなと思います。
入ってみたら楽しかった!会社をもっと良くするために、したいことがこんなにある!
そう思える会社に出会い、結ばれたいなと思います。
 
それでは。