してみたブログ

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【毎日更新】人生2回目の就職活動を謳歌している私が「してみたこと」「感じた事」「伝えたい事」を独自の視点で、勝手に、わがままに語っていきます。

【就活】「人に魅力を感じた」を理由に入社するのが危険らしい件

先日、企業の選考会で驚きの発言を聞きました。


『大手企業は人に魅力を感じて入社してはいけない。』


これは僕自身が考え方として持っているものですが、ついに企業側からそんな言葉を聞く機会が来るとは思っていませんでした。

 

その方の語ってくれた理由は、こうです。

大手企業の採用では、社内で1番できる奴、魅力的な奴らを選抜してリクルーターにしている。
その人に憧れて入っても、「いざ配属が決まり、自分が身を置いた部署では、昇進をあきらめた48歳のおっさんが上司であった。」みたいなことが普通に起こる。
このギャップに苦しむ人は多い。

 

僕は違うベクトルで、同じ結論にたどり着いていました。
大手企業がこんないい人ばかりなはずがない。仮にそんな人ばかりなら、もっとましな社会になっているはず』と。

 

僕とは違う理論ですが、社会で働いている方が言うのですから説得力はあります。

もちろん、じぶんと合わない人間、人間性がクソな人間はどんな会社にも一定数いると思います。
しかし、僕自身は最初のキャリアでは、尊敬できてやる気のある人と働きたいので、一緒に働く人を見れる規模の会社を受けることが多いです。
大手に入って、「上司誰でしょうガチャ」みたいな運ゲーに人生はかけたくない、と思ってます。

 

一方、ベンチャーは?
これについても、その方は語っていました、

ベンチャーもアピール用に入社3年目で役員みたいなやつを1人用意している。
しかし、それ以降は要った人で3年以内に同じポジションにいることができるのは0人であろう。
なぜなら3年前と、今では会社の規模、同期の数も違う。
3年前は4人採用で今年が20人採用である場合、単純に難易度は5倍である。
輝いてる1人に憧れて、ベンチャーに入るのも奴はアホだ。

これについては僕も盲点でした。「あんな人にはなれない」とは直感的にわかっていたものの、理論や数字上で理解したのは初めてでした、
まだまだ自分が普通の就活生で現実なんか1ミリも知らないんだなと実感しました。


3年目で役員になるような狂った人間に、自分がなれないのは分かっています。

(これまでの人生は王道を選んできたし、それに窮屈さも感じていなかった。

小利口な人間です。ただ、そこに安座したくないと感じたのも事実。

僕は負けず嫌いなので「お前にはできない」と言われたら、やりたくなる人間です。「嘘つけ、俺がやってやったぞ」と見返してやりたいのです。)

 

話がそれてしまったので本筋に戻します。

ここまでの話を聞いて、「おいおい、どこに行けばいいんだよ。大手もダメ。ベンチャーもダメ。どこも積んでね?」って思った方。いませんか?

 

正解です。
現状、入ってしまえば絶対に安定の会社なんてほんの一握り(具体的には20~30社)です。
各業界のトップや国内需要が減っても大丈夫なワールドワイドな企業ぐらいで、見極めるのは僕たち学生では難しいですし、そもそも入るのも大変。

今登り盛りの勝ち組メガベンチャーに入れても、その先には優秀なライバルとのポジション争いがあります。

 

このように絶対な正攻法がある時代ではないし、言われたことだけをやっていて安心できる社会でもありません。要らなくなったら、簡単に切り捨てられます。

また、人口が激減するのは確定だし、政治によって劇的に変化する期待も低いです。
僕たち20代は、難しい時代に生まれてきてしまったものです(笑)


一方で、変化が激しいおかげで、昨日まで認められていなかった人でも、爆発的にお金を稼げたり、人気になれたりする時代でもあると思います。

(最近だとSNS上のインフルエンサー、少し前ならブロガーとかですね。)

インターネットが普及したおかげで、世界中に自分がつくったモノを売ることも、事実上は可能です。

AIやロボットが発達して、さらに便利な世の中になる可能性もあります。


生き方の多様性が認められやすくもなっています。

(働き方改革。同性愛への理解。副業を認める流れ。バイトだけでも、生きていくことはできます。)

 

こんな時代に生まれてきてしまったのは受け入れて、楽しむしかないのかなと、僕は割りきっています。


自分はどう生きていくか。
好きなことをするにはどうすればいいか。
何に自分の時間(人生)を消費したいか。投資したいか。

 

僕自身も、これらを考えながら進路を決めていきたいなと思います。
それでは。